レゴ®ブロックが動く!走る!レゴ®エデュケーションのプログラミング教材WEDO2.0の紹介

2020年の学校教育でのプログラミング教育開始と同時に、プログラミングやプログラミング教育に関心を持たれる方も増えたのではないでしょうか?

プログラミング教育ってよくわからない。けど興味はある!

これからプログラミング教育に触れていく世代のお子さんをもつ親御さんや、既にお子さんをプログラミング教室に通わせている、そんな方々に是非読んでもらいたい記事です。

世界中で愛されているあのブロック玩具が動く!現役講師が説明します!

いったいどんな教材なのか?プログラミング教育についての知識がなくても分かるように、実際に子どもたちに教えている講師が説明していきます。

プログラミング未経験でも大丈夫!現役講師が説明します!

プログラミング未経験の”ノンプログラマー”であるにもかかわらず、子ども向けプログラミング講師として活動している私が、プログラミングできない人の目線で専門的な言葉は使わずに教材を紹介していきます!

ちなみに、教材を提供している会社のプロモーションなどでは無く、あくまで私個人の好みによるオススメです。念のため予めおことわりしておきます。

レゴ®ブロックでの遊びがそのまま学びになるプログラミング教材!

プログラミングを使った教材は様々ありますが、お子さんが児童館や幼稚園・保育園で遊んできた定番のおもちゃがプログラミング教材になったら素敵じゃないですか?

今回ご紹介するのはそんな定番のおもちゃを使った教材。レゴ®エデュケーションが提供する「レゴ®WEDO2.0」という教材です。

レゴ®ブロックでつくったモデルが思い通りに動いたら良いのになぁ。

ご自身が幼いころそんな風に思ったり、またはお子さんがそう言っていたことはありませんか?この教材は、まさにそんな想いを実現するロマンあふれる教材です。

レゴ®WEDO2.0とは?ざっくりと説明!

ここでもう少しだけ詳しく、メリット・デメリットも簡単にまとめながらレゴⓇWEDO2.0について説明していきます。

レゴ®エデュケーションが開発・提供

レゴ®WEDO2.0は、レゴ®グループのひとつである「レゴ®エデュケーション」が開発・提供している教材です。

世界中で愛されているレゴ®ブロックを子ども達の教育に役立てる為に、さまざまな製品や教育手法が開発されています。

日本でもレゴ®スクールとして全国37か所でSTEAM教育を提供しています。(2020年10月現在)

レゴ®WEDO2.0という教材は、これらのレゴ®スクールでも教材として取り入れられているプログラミング教育の為のレゴ®ブロックキットです。

教材の概要

レゴⓇWEDO2.0セット

対象年齢 :7歳~
パーツ数 :280パーツ
センサー :傾き検知センサー、距離検知センサー
プログラム:ビジュアルコーディング
対応OS  :Windows,Mac,Chrome,iOS,Android
接続方式 :Bluetooth接続
販売方法 :正規代理店による取り扱い

簡単な概要は上記の通りです。プログラミングを行う端末と接続・受発信するためのスマートハブと呼ばれる本体、そしてたくさんのレゴ®ブロックと2種類のセンサー&モーターがセットになったキットです。

プログラムに使われている方式は「ビジュアルコーディング」と呼ばれる種類のもので、コードを直接入力しなくてもアイコンを組み合わせるだけでプログラムを組むことが出来ます。

Windows版WEDO2.0ソフトウェアのプログラム画面

ちなみにこのプログラムでは、以下の順でモーターに指示を与えることが出来ます。

  1. モーターを動かす(回転させる)
  2. モーターの速度を「8」に設定し、動かす
  3. モーターを「5」秒間動かす
  4. モーターを止める

メリット・デメリット

メリット

複雑なプログラミング不要!日頃から親しみのある玩具がそのまま教材になる!

この教材のメリットは、まさしくこの教材が「レゴ®ブロックである」ということだと思います。様々なロボットプログラミング教材はありますが、お子さんが慣れ親しんでおり、多くのご家庭にもあるであろうレゴ®ブロックを使ってプログラミングを学ぶことが出来るのは最大の強みだと思います。

子ども達にとっては、レゴ®ブロックで遊んでいるところにタブレットやスマホを渡されて、気付いたら自分がつくったレゴが動いている!そんな風に、遊びが自然と学びにつながる体験をすることが出来るのではないでしょうか。

デメリット

導入費用が高い

一方でこの教材のデメリットは、その金額といえるでしょう。

そもそも、このレゴ®WEDO2.0は主に学校などの教育機関向けに販売されており、レゴ®エデュケーションの正規代理店でのみ販売されています。その為、一般のおもちゃ屋さんなどのレゴ®ブロックが買える場所では購入できません。

一般家庭向けには、正規代理店のうち「アフレル」と「Z会」から家庭学習用キットとして各社がオリジナルに開発したテキストと一緒に販売されています。

アフレル|レゴ®WEDO2.0 for home be アフレル

価格:35,970円(税込)
価格は2021年1月時点での情報です。

Z会プログラミング講座 with LEGO® Education 基礎編

価格:27,951円(税込)
※価格は初回キット代金のみ。この他に受講料¥5,093×12か月が必要です。
価格等の情報は2021年1月時点での情報です。

ちなみにAmazonなどのネット通販でも販売されているものもありますが、レゴ®WEDO2.0セットで価格は25,000前後の価格となっているようです。(購入はあくまで自己責任でお願いします。)

こうしてみても、やはり導入にかかる費用としては高く感じる方も多いのではないでしょうか。良い教材なのかもしれないけど、ちょっと遊んで飽きちゃったなんてことになったら。。。そう思うと躊躇してしまう金額かもしれません。

自宅での学習用に購入するには敷居が高い、そう感じる方はお近くのプログラミング教室などにお子さんと一緒に行ってみて、この教材を体験してみるのも良いかもしれません。

プログラミング教室検索サイトのコエテコでは、各教室で使用している教材も確認することが出来ますよ。

まとめ:とても優れた教材!まずはプログラミング教室などで体験することをオススメ!

レゴ®ブロックでつくった作品が動く感動を味わうことが出来るロマンあふれる教材。その一方で価格や流通チャネルにハードルの高さがあるこの教材。

試しに触れてみるならお近くのプログラミング教室で体験してみて、各ご家庭で学ぶも良し、そのままスクールに通うも良し。遊びながら学ぶレゴ®エデュケーションの魅力的な教材を、是非お子さんのプログラミング教育に活用してください!

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